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2025.08.13 ON SALE
De-CODE
2024年12月6日よりデビュー25周年のアニバーサリーイヤーへ突入した倖田來未。
そんな倖田來未が、2014年にリリースした「HOTEL」以来となるSummer EP「De-CODE」をリリース。
2025年8月15日公開予定の、Studio4℃が手がけるアニメーション映画「ChaO」の主題歌となる「ChaO!」を筆頭に、その他にも、優しく寄り添うようなミディアムナンバーや、この夏にぴったりアップ曲など現在の倖田來未が表現する多彩な楽曲たちが収録予定の作品となっている。
■-倖田來未 ライナーノーツ・インタビュー
倖田來未が夏をテーマとしたSUMMER EP『De-CODE』を8月13日にリリースした。収録曲のタイトルが4曲とも“C”から始まるこだわりの1枚。2025年、暑すぎる夏を楽しむべくポジティビティに富んだ倖田來未らしいEPの完成だ。自らの殻を破り、新たな自分をアップデートする強い気持ちがあらわれたコンセプチュアルな展開が痛快である。デビュー25周年のアニバーサリーイヤーを迎え、秋には東阪アリーナ公演『KODA KUMI 25th ANNIVERSARY TOUR 2025 ~De-CODE~』を控えるなか、撮影や収録の隙間を縫ってアグレッシブな本人に訊いてみた。
テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
<本文>
ーーサマーEPの登場となりましたが、タイトルを“倖田”にもなぞらえながら、“上書き”や“アップデート”を意味する『De-CODE(ディコード)』と名付けられた理由を教えてください。
倖田:De-CODEは、植え付けられた本来の自分を取り戻す・変容・覚醒・解放といった意味があり、このEPも生まれ変わっていくイメージで作りました。
ーーとても、フレッシュさを感じましたね。
倖田:私のなかで常に挑戦し続ける“倖田來未”がいるんです。いい意味で過去をぶち壊しながら、新しくアップデートしていくのが自分らしさだと思っていて。そんな中で、倖田來未というコードを少し入れ替えることで“くぅちゃん”っぽくなったり、“可愛い系”、“綺麗系”になったり、“カッコいい系”に変化することができるんですよ。倖田來未ってコードが少し変わるだけでいろんなバリエーションがあるんです。そこで今回“De-CODE”という、まだまだ進化して新しい面を見せていくよっていう。
ーーめっちゃいいタイトルですね。最初、曲を聴かせていただいた時にラジオ形式で収録曲を紹介されていく音源スタイルが新しくも親しみを感じられたのですが、これはファンクラブ限定盤に付くのですね?
倖田:あ、聴きました? 夏のEPを作る時に毎回コンセプチュアリーなテーマを作っているんですけど、今回、ファンクラブ限定盤では“ある夏のFM局”というテーマを作って、それをインタルードとして収録してみました。
ーーノリノリな感じで良かったですよ。
倖田:ほんとですか、これまでも夏にはSUMMER EPを作ったことがあったんです。
今回のテーマは“ある夏のラジオを聴いている雰囲気”でした。改めて自分のルーツの中でラジオがとても大切だと気づいたんですよ。昔よくラジオ局に行っては、自分の曲をかけてほしいとお願いをして、かけていただいていました。自分の曲をかけてもらうことによってリスナーの方達の想いや思い出を照らし合わせてくれたりして、すごく嬉しかったんです。そういう思い出がたくさんあり、昔の私を思い出させてくれる場所がラジオなんです。
ーーなるほどねえ。
倖田:ただ、普段ラジオ番組に出る時なんかは楽しい話をして、楽曲について話せないこともあって。なので、1曲1曲、ファンのみんなの悩みから発生していって、“こんな曲の聴き方もあるよ”ってところでトークをさせていただいてます。
ーーファンの方の恋の悩みと楽曲がリンクして解説されていく感じがリアルでよかったんですよ。ストレートに距離感が縮まりますよね。
倖田:よかったです。
●1曲目「ChaO!」:Studio4℃さんと青木監督が作品に起用してくれた
ーーそして本編となりますが、キーとなるのは「ChaO!」だと思いました。2025年8月15日公開、Studio4℃(スタジオヨンドシー)が手がける、アニメーション映画『ChaO』の主題歌なんですね。楽曲制作は、映画からの影響が大きかったのでしょうか?
倖田:もともと、倖田來未の「Twinkle」(2006年)という曲をStudio4℃さんと青木監督が作品に起用してくれたことがあったんです。そのとき、“またいつか一緒にやりたいですね”と口約束をしていたら、今回、声をかけてくれました。
ーーStudio4℃は素晴らしいクリエイティブ集団ですからねえ。
倖田:そうなんですよ。正月明けに身内向けの完成前映像を観て。それで、楽曲のイメージを膨らませて3パターンの楽曲を提出させてもらい、このChaO!に決まりました。
ーー希望で塗り替えていく感じのポジティブでキラキラとしたナンバーとなりました。
倖田:実は、前回起用していただいた「Twinkle」が作品にもハマっていたんですよ。物語で、ChaOという人魚がいて。健気に人間に恋をして、人間のために頑張って生活するんです。愛くるしいキャラクターで、その子が人間世界の彼なのか、はたまた自分自身をみつけて幸せになっていくのか。そんなことを考えながらミュージックビデオを作っていきました。楽曲自体は、明るく彼女の恋心を描けたかな。
ーーホーンセクションのサウンドがハッピーさを盛り上げてくれていました。しかも、人気バンドHEY-SMITHのケンさん達が参加されていて。
倖田:そうなのよ。うちのスタッフが粋な計らいでセッティングしてくれて。現場でも盛り上がりました。
ーーそして、「ChaO!」はミュージックビデオへのこだわり凄かったですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VGwEC3B2izE
倖田:今回、25周年イヤーなので、絆のある方に作って欲しくて。うちの元バックダンサーなんですけど、振り付けとかお願いしているMAIKOがロサンゼルスに住んでいて。ロスで彼女にメガホンを撮ってもらいました。周年なので、これまでのデジャブじゃないですけど、あの時のオマージュ、みたいな。昔のミュージックビデオのオマージュを散りばめて作っていきました。
ーー楽しさを詰め込みまくっていますよね。
倖田:ほんと、そうなのよ。愛情ミックスのミュージックビデオで、いろいろ考えて作ってくれました。
ーーファミリー感だからこそですね。
倖田:MAIKOは私の全部の作品を観ているんですよ。クルーのひとりなんで、倖田來未を理解して撮ってくれているなと。わたし、傷つきたくないからあまりYouTubeのコメントとか見れないんですけど、いいコメントばかりで。ファンのみんなが楽しんで考察してくれていたんです。
●2曲目「Curly Hair」:新しい自分を探して素敵に生まれ変わる
ーー続いては、憂鬱な気分を晴れさせてくれるナンバー「Curly Hair」は、軽快なトラックと歌声の気持ちよさに心掴まれました。どんなきっかけから生まれた曲ですか?
倖田:ライブで、やりたい演出があって。それを意識しながら作りました。今回、私のビューティー本『倖田的ビューティ(BEAUTY)』のテーマソングにもなっているんですよ。女の子も男の子もメイクとかファッションで人というのは気分を上げることによって美しくなれる。優しくもなれるし、表情にもあらわれるんですね。たとえば、髪をカーリーに巻いて、新しい自分を探して素敵に生まれ変わるとかね。
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344044494/
ーーそこも、EPタイトルの“De-CODE”というワードへつながってきますね。
倖田:そうそうそう、そうなのよ。
●3曲目「CELESTIA」:すごい引き寄せがあったんです
ーー続いては、優しく寄り添うようなミディアムソング「CELESTIA」。歌い回し、感情表現に強いこだわりを感じました。神聖なものを表すセレスティアというタイトルがキーワードとして大きそうですね。
倖田:loveilのカラーコンタクトとタイアップしていて、それの一番新しいカラーが“セレスティアグレー”だったんです。
ーーあ、なるほどね。
倖田:そこから、名前をもらいました。“天空の”というか“極上の”みたいな。そこからヒントをいただいて“あなたといると天空の気分”というか、“夢心地な幸せな気持ちだわ”みたいなラブソングへと仕上がって。これも、すごい“De-CODE”していて。最初、月に一度の情報解禁用映像のBGMとして使っていたトラックなんです。それが綺麗だから曲にしようとなって。旦那さん(Hi-yunk)にトップラインを書いてもらって。さらに、手をかけたいなと思ったときに、「ChaO!」のミュージックビデオをロスで録っていたら、向こう側から可愛い女の子がびや~っと走ってきたんですよ。
ーーえっ、すごいなあ(笑)
倖田:そうしたら、なんと「Dance In The Rain」を作ってくれたMelanie Fontanaで(驚)。「Dance In The Rain」の振り付けもMAIKOがやってくれていたし。すごい引き寄せがあったんです。それで、Melanieに共作で作ってもらって、“De-CODE”して仕上がったんです。
ーーめっちゃいいエピソードじゃないですか。
倖田:そうなのよ。凄いですよね。
●4曲目「CUBE」:倖田來未を物語る曲をわりと作ってきた
ーー「CUBE」では、自らの殻を打ちやぶり、新たな自分を作り上げていく強い気持ちを表現した力強い作風が心に残りました。リリックもアゲアゲな感じですが、ライブでの高揚感が楽しみなナンバーですね。
倖田:ちょうど『WrestleMania』をラスガスに観に行って。イヨ・スカイが、日本人で2年連続ベルトを守るという、アメリカではなかなかないことが起きたんです。彼女がベルトを獲ったことは革命的で。アジア人が世界で戦っている姿に、パワーをもらったんですよ。そんな想いを帰国して楽曲にしたいと思って、ビートを作ってもらいました。
ーーそんな流れからなのですね。
倖田:ちょうど、アリーナツアー用にライブのBGMがあったんですけど、やっぱり新曲というか未発表曲があって欲しいと情報解禁するときに思ったんです。はじめは、インタールードのつもりだったんですけど、フル尺でビートを用意してくれて。“めっちゃカッコいいやん!”ってなって。1曲まるまる作ることになりました。周年の時って、倖田來未を物語る曲をわりと作ってきたんですよ。20周年やったら「XXKK」とか、その前だと「WALK OF MY LIFE」があって。
ーー「CUBE」には、“K-O-D から始まる BEAT”というパワーワードがリリックにありますね。
倖田:今の倖田來未の世界観を表現した曲ですね。まさに、“De-CODE”している曲です。
ーーEPをアッパーに締めくくり、ライブが楽しみになってくるナンバーです。
倖田:めちゃくちゃ踊りたいですね。あ、あとですね今回奇跡的に収録曲全部“C”からタイトルが始まる曲だったんですよ。
ーーえっ、気がつかなかった。本当だ!!!
倖田:倖田來未のCODEの“C”に引き寄せられたんでしょうね。
ーープログラミングされていたんですね。
倖田:気がついたら“C”がルービックキューブのようにくっついてきたのかなと。
ーー見事すぎますね。えっ、レコーディング終わってから気がついたんですか?
倖田:そうなの(苦笑)
●ホールツアーでは表現できない、アリーナツアーならではの臨場感
ーーちなみにアリーナツアー『KODA KUMI 25th ANNIVERSARY TOUR 2025 ~De-CODE~』はどうなりですか?
倖田:前回より、知っている曲を連発しようかなと。初めて来てくれた方にも楽しんでもらえるような。今回は、シングル曲をたくさん盛り込んでいこうかなと思っています。ホールツアーでは表現できない、アリーナツアーならではの臨場感を表現したいです。
ーー倖田來未のライブは、演出や、臨場感の表現へのこだわりが素晴らしいですからね。毎回、驚かされています。
倖田:大きな会場でやらせていただくありがたみもありますし。やっぱり、いいものを表現していきたいんですよ。
ーーEPのプロモーションや、ツアー準備でお忙しい夏だと思いますが、暑すぎる2025年の夏を最近はどのように工夫されて過ごされていますか?
倖田:8月はファンクラブイベントのツアー『KODA KUMI~ Let's Party Vol.4 ~』や、リリースもございますので。ちょっと早めの夏休みをとらせていただいたんです。先日、シカゴに仕事に行っていたので、その帰りにロスに寄って1週間ぐらい家族と夏休みを過ごしました。逆にいうと、充電をたっぷりしたのでここからはバンと突き進んでいこうと思っています。
ーーなるほどです。ちなみに毎度伺っていますが、最近はエンタメ、音楽的な充電はありましたか?
倖田:ちょうど、帰国日にラスベガスのスフィア(球体型アリーナ)で、バックストリート・ボーイズのライブがあって行けなくって残念でした(泣)。最初のU2は公演は観ていたんですけどね。でも、ロスの空港のそばにスフィアの小さい版みたいな映画館があって。
ーーへえ、それは知らなかったです。
倖田:映画『マトリックス』をドーム劇場で、映画のスクリーン以外をCGで保管する『The Matrix in Shared Reality』に行ったんです。シアター内は、直径26.5メートルのLEDドームスクリーンで、12Kの解像度で没入型エンターテイメント体験を楽しめるという。
ーーおおお、オリジナル映画が、ある種リミックスというか増幅されているんですね?
倖田:そう、オリジナルに合わせて周囲がCGで作られていて。とんでもない映像体験でした。ぐわ~って!!!
ーーああ、やっぱり世界は面白いんですね。それは、大きな影響を受けそうですね。
倖田:はい、たくさん刺激を受けてきました。ぜひ、EP『De-CODE』やツアー『KODA KUMI 25th ANNIVERSARY TOUR 2025 ~De-CODE~』を皆さん、楽しみにしていてください!!!
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2025.03.26 ON SALE
LIVE IN METAVERSE ~THE BEST~
2024年12月6日にデビュー25周年のアニバーサリーイヤーへ突入した倖田來未。
そんな倖田來未が、2025年3月26日に新しい形のベストアルバムをリリース。
これまでにリリースしてきたベストアルバムとは違い、2093年12月6日に行われる”未来のBEST LIVE”がコンセプトとしてリリースされる新しい形のベストアルバム。
新曲として「UNICORN」のFull ver.、CD初収録となるBLACK WINGSをはじめ、さらに25周年イヤーを記念して、ファンとの新しい形でのつながりを持った楽曲のファンクラブ投票も開催され、その投票を参考に選りすぐられた全28曲が収録となる。
さらにオリジナルのまま収録するのではなく、「LIVE IN METAVERSE」とタイトルにも掲げているように、ライブの歓声などを足したMIXが施され、まさに倖田來未のライブに参加しているかのような臨場感のある仕上がりとなっている。
更にmu-mo shop, ファンクラブ限定盤には、Driving Hit’sシリーズの最新作Driving Hit’s 10がDisc.3で収録。
最新のDriving Hit’sシリーズの世界観を堪能して欲しい。
またDVD、Blu-rayには、CDの収録内容に紐づいた楽曲のライブ映像が収録された、ライブベストとなっており、観て聴いて楽しめる内容となっている。
BEST ALBUM「LIVE IN METAVERSE ~THE BEST~」のCDショップ予約・購入先着特典が決定致しました。
特典は先着となりますのでご予約はお早めに!
ご予約はコチラ:https://kodakumi.lnk.to/LIVEINMETAVERSE
2025年3月26日(水)発売
BEST ALBUM「LIVE IN METAVERSE ~THE BEST~」
①豪華盤 (DVD盤) RZC1-67247~9/B 18,150円(税込)
②豪華盤(Blu-ray盤) RZC1-67250~2/B 18,150円(税込)
③CD+DVD RZCD-67243~4/B 6,600円(税込)
④CD+Blu-ray RZCD-67245~6/B 6,600円(税込)
■[予約・購入先着特典]
▼豪華盤(①②共通)
豪華盤の特典:SPECIAL ACRYLIC STAND(全3種/ランダム1種)
本体:W約72mm~93mm×H約108mm~167mm (※種類によってサイズが異なります。)
土台:W約75mm×H約65mm
▼通常盤(③④共通)
CDショップ特典:ポストカード
※一部取り扱いのないショップやECサイトがございますので、あらかじめご確認の上ご予約・ご購入ください。
※特典は数に限りがございます。無くなり次第終了となりますのでご了承ください。- BUY
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2024.12.25 ON SALE
KODA KUMI LIVE TOUR 2024 ~BEST SINGLE KNIGHT~
2024年4月より約6ヶ月にわたって開催された、ライブツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2024 ~BEST SINGLE KNIGHT~」のライブ映像がリリース。 本編映像として、9/6に行われた東京ガーデンシアター公演を収録。 さらに、ファンクラブ・mu-mo shop限定盤には、特典映像としてドキュメンタリー映像をはじめ、本人やキャストによるライブ副音声、フォトブックレット、ラウンドビッグタオル(サイズ:直径約150cm)などが付属されることや、昨年末に行われた「Holy Fallin’Night」の映像も収録される盛りだくさんの内容となっている。
商品のご予約はコチラ
ラウンドビッグタオル絵柄
(サイズ:直径 約150cm)
さらに豪華盤の購入者オリジナル特典では、上記のラウンドタオルも入るオリジナルトートバックも付いてくる。
(サイズ:本体 約W420×H380×D130mm、持ち手 約W30×H550mm)
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2024.12.06 ON SALE
This weekend
2024年12月6日より、デビュー25周年のアニバーサリーイヤーへ突入した倖田來未。 そんな彼女が25周年の幕開けと共にリリースする新曲「This weekend」。 約17年ぶりとなる、本人出演のGEMCEREY CMのタイアップソングにもなっており、「この週末までに告白されるかも」、「この週末に何かあるかも」と、彼への想いを募らせる主人公の気持ちを歌った、R&Bテイスト溢れるナンバーになっている。
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2024.08.02 ON SALE
Jump to the Breeze / 倖田來未 with 小室哲哉
全世界で2.3億人がプレイするスマホアプリゲーム「アズールレーン」の中国リリース6周年を記念するテーマソングとして2023年にBilibiliで発表され中国で話題となっていた楽曲。
2024年、小室哲哉自身の手によって新しくリアレンジされ、満を持してのリリースが決定。
生のパーカッションが入ったLatin House系のアレンジメントと、切なくもグッとくるTKサウンドに乗る倖田來未のボーカルが堪能できるサマーチューン。
2001年にリリースされた「the meaning of peace」以来ぶりとなる、倖田來未と小室哲哉のコラボレーション作品を是非チェックしてみてください。- PLAY